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 米3Comは,同社の通信事業部門CommWorksを米UTStarcomに売却することを米国時間3月4日,明らかにした。UTStarcom社は3Com社に1億ドルを現金で支払う。手続きは60~120日以内に完了する予定。

 3Com社社長兼CEOのBruce Claflin氏は,「CommWorks部門の売却により,企業向けネットワーキング事業に専念し,顧客企業のニーズに応えることに集中する」と説明した。

 なお3Com社は,UTStarcom社に移管される特許や知的財産に関するすべてのライセンスを保有する。

 3Com社は,より高度なデータと音声サービスに取り組み,中~大企業と関連チャネルに向けた効果的な事業展開を図る計画だ。そのため,UTStarcom社に売却した特許や知的財産のライセンスを利用し,既存の企業向けネットワーキング・サービスを拡充する。3Com社はすでに,大規模企業向け現場サービスとマーケティングの人材増強に取りかかっているという。

 3Com社は統合システム設計とアーキテクチャの提供に注力するほか,IPテレフォニ,セキュリティ,ストレージ,無線,Gビットおよび10Gビット・スイッチング,レイヤー3スイッチング,レイヤー4~7スイッチングなどに向けたASICとソフトウエア開発にも投資する。

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