米Hewlett-Packard(HP)社は,高性能の超高密度マルチプロセサ・サーバーの新製品「ProLiant DL560」を米国時間3月10日に発表した。消費電力と所有コストを削減するとともに,メール,メッセージング,クラスタ・アプリケーション,企業リソースのプランニングといった企業アプリケーション向けの最新技術を備えている。

 同製品は,2U(3.4インチ)サイズのコンパクトな設計。同シリーズの2ウエイの「DL380」サーバーの密度,サービス能力と4ウエイの「DL580」サーバーの性能,信頼性を兼ね備えている。

 同サーバーの配備により,同様の構成の企業サーバーと比べてラック・スペースを最低50%は節約できるという。消費電力も低く,フル構成でも550W未満で動作する。メモリーは最大12Gバイトまで拡張可能。

 ProLiant DL560サーバーは,企業のデータ・センター向けに高度な性能,拡張性,管理性を提供する。Xeonプロセサ,PCI-Xアーキテクチャ,Wide Ultra SCSI,iLOプロセサ,Gigabitネットワーキング技術を提供する。

 搭載されたiLOプロセサ,システム・ヘルスLED,ユニットIDライトなどの組み込み技術は,システム管理と拡張コントロールを容易にする。また,「ProLiant Essentials Foundation Pack」の「Insight Manager 7」は,容易にサーバー配備と管理を行うためにに必要なツールを提供している。

 オプションで,ワークロードを管理する「Workload Management Pack」,高密度サーバー環境における配備を支援する「Rapid Deployment Pack」を含めた「ProLiant Essentials Value Pack」も用意されている。

 ProLiant DL560サーバーは,3月11日から出荷される。Windows 2000 Advanced Server,Windows Server 2003,Red Hat Linux Advanced Server,SuSe Linux,Novell NetWareに対応。価格は,7099ドルから。同製品に関する詳細は,同社のWebサイトに記載されている。

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