米Yahoo!のYahoo! Healthは,大腸癌撲滅を支援するプログラム,NCCRA(National Colorectal Cancer Research Alliance)に参加することを米国時間3月11日に発表した。同プログラムは,エンターテイメント産業基金によるもの。Yahoo!は,ニュース・キャスターでありNCCRAの共同設立者であるKatie Couric氏とともに同プログラムを支援する。また,Yahoo! Healthは,大腸癌に関して包括的な情報を提供する「Colon Cancer Health Center」も開設している。

 Colorectal Cancer Health Centerは,Yahoo! Healthのトップページからリンクされている。同センターでは,大腸癌の症状,治療,検査などの包括的な情報を提供する。また,大腸癌の進行の仕方,癌になりやすい人を理解するためのインタラクティブなツールも提供している。オンラインのコミュニティ・エリアやマルチメディア・ギャラリーも提供している。

 また,Yahoo!のホームページには,大腸癌の意識向上月間が始まる3月10日から3月末まで,同団体を支援する著名人のメッセージが交替で掲載される。メッセージを寄せているエンターテイメント界の著名人は,Shawn Colvin氏,Katie Couric氏,Larry King氏,Rod Stewart氏,Robin Williams氏など。

 「大腸癌は,早期発見が重要だが,人によっては検査の気恥ずかしさが原因で,適切な行動を先延ばしにしている場合がある。医者とともに生命に関わる重要な決断を下すためには,正確な情報へのアクセスが必要である。同センターでは,ユーザーが必要な情報を得るために医者とディスカッションを行うフォーラムを開くこともできる」(Yahoo! HealthのディレクタのTina Pang Mayer氏)

 大腸癌は,米国において2番目に死亡率が高い癌。米癌協会は,2003年に,新たに14万7500人の患者が大腸癌だと診断されると予測している。大腸癌による死亡の3分の2は,簡単な検診と予防策によって回避可能だという。

 ちなみに,米国だけで7300万人を越える人が,ネットで健康に関する情報を検索している。これは,同国におけるインターネット・ユーザーの62%に該当する。さらに,1日におよそ600万人の米国人が,医療に関するアドバイスをもとめてネットに接続している。

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