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 米Red Hatが米国時間3月12日に,ミッドレンジ向けサーバーOS「Red Hat Enterprise Linux ES」とワークステーション向けOS「同WS」を発表した。大規模企業向けの「Red Hat Enterprise Linux AS」(旧名称「Red Hat Linux Advanced Server」)と完全な互換性を持つという。

 「Red Hat Enterprise Linux ESと同WSを加えたラインアップにより,企業はワークステーションからデータセンターまで,社内全体のあらゆるITインフラにLinuxを導入できる」(Red Hat社Operating System Engineering部門バイス・プレジデントのBrian Stevens氏)

 Red Hat Enterprise Linux ASはミッション・クリティカルな部門やデータ・センターのサーバーに向けたものだが,Red Hat Enterprise Linux ESはエントリ・レベルや担当別サーバーを対象とする。アプリケーション・サーバー,ネットワーク・サーバー,ファイル・サーバー,プリント・サーバー,メール・サーバー,WWWサーバーをはじめ,ビジネス・アプリケーション用サーバーでの利用を想定する。

 Red Hat Enterprise Linux WSは,企業ワークステーションに向ける。ソフトウエア開発や電子設計のほか,高い計算能力を必要とする工学アプリケーションなどに適している。他のEnterpriseファミリ製品をフルサポートする。

 Red Hat Enterprise Linux ESと同WSは,直ちに出荷を開始する。

 ちなみに米メディア(InfoWorld)の報道によると,Red Hat Enterprise Linux ESの年会費は,ベーシック・サポート・パッケージが349ドル,スタンダード・サポート・パッケージが799ドル。Red Hat Enterprise Linux WSの価格は,ベーシック・サポート版が1シート当たり179ドル,スタンダード・サポート版が1シート当たり299ドル。

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