PR

 米3Comは米国時間3月19日に,2003会計年度第3四半期(2002年12月~2003年2月期)の決算を発表した。売上高は2億4500万ドルで,前期の3億300万ドルから約19%減少。純損失は7900万ドル(1株当たり損失22セント)で,前期の純損失6900万ドル(1株当たり損失19セント)から赤字幅を拡大した。前年同期の純損失は2億2700万ドル(1株当たり損失65セント)だった。

 当期の売上高は,3Com社が3月7日に発表した下方修正と一致する結果となった。

 第3四半期の現金および短期投資は14億4000万ドルで,前期と比べ700万ドル増加。また負債額が800万ドル減少した。

 部門別でみた場合,Enterprise Networking部門の売上高は1億6600万ドルで前期比約13%減。米大陸では,前期比17%増となったスタッカブル製品を除き,すべての主要製品の売上高が前期と比べて低下した。EMEA(欧州,中東,アフリカ)とアジア太平洋地域は前期比3%減少した。

 Connectivity部門の売上高は前期比約38%減の約5100万ドル。CommWorks部門の売上高は前期比約8%減の約2800万ドルである。

 第3四半期終了時点の従業員数は約3900人。前期終了時は約4200人だった。

 また同社は,第4四半期(2003年3月~5月期)の見通しについて,次のように述べた。「Connectivity部門の業績は,今後も下向きとなる。CommWorks部門の売却によって,今後は企業向け分野に重点をおいた事業展開を進める」(同社)

◎関連記事
米3Com,2002年12月~2003年2月期の業績予測を下方修正
米3Comが2002年6月~8月期決算を発表,前期比10%減収で赤字拡大
米3Comの2002年3月~5月期決算,前期比5%減収だが赤字を大幅縮小
米スリーコム,通信事業部門を米ユー・ティー・スターコムに1億ドルで売却
米3Comが独インフィネオンにDSL回線向けEthernet関連特許をライセンス供与
米3Comが次世代の企業向け無線LANカードを発表,設定の自動切り替えで移動性を向上
米3Comが主要市場に向けた戦略を強化,BCCとBNC事業部門を統合
2002年のEthernetスイッチ世界市場,出荷台数は14.3%増だが売上高は8.9%減

[発表資料へ]