韓国のSamsung Electronicsの米国子会社Samsung Semiconductorが1GバイトのDDR2 DIMMメモリーの量産を開始したと,米国時間3月24日に発表した。同メモリーは512MビットのDDR SDRAMコンポーネントで構成され,「このサイズのDDR2メモリーの量産は業界初」(Samsung社)とする。

 DDR2メモリーは4ビットのプリフェッチに対応し,同一内部クロック周波数のDDRメモリーに比べ2倍の外部帯域幅を提供できる。同社では,「DDR2メモリーの量産品が利用可能となったことで,DDRメモリーからDDR2メモリーに移行する業界の動きが加速される」とみる。

 同メモリーの動作電圧は1.8V。データ転送速度は533Mbpsあり,ネットワークや特殊なシステム環境向けに667Mbpsまで高速化可能という。OCD(Off-Chip Driver)補償,ODT(On-Die Termination),ポスト型CASを中核機能に追加することで,JEDECのDDR2仕様に対応させている。

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