米Sprintは,政府機関の利用を視野に入れたIPベースのイントラネット・ソリューションを提供する計画を米国時間4月1日,発表した。Sprint社のTier-1バックボーンの性能を基盤として,公衆インターネットを経由しない閉域IPネットワークを構築する。「政府が必要とする厳しいセキュリティ水準と性能を提供する」(同社)

 基盤となるTier-1 IPネットワークは,OC-192(10Gbps)速度の「SprintLink」。SprintLinkは,ネイティブIPプラットフォームとして実装されているため,「多くのプロバイダが利用するフレームリレー/ATMネットワークより効率良いことが特徴だ」(Sprint社)

 「過去1年間に,IP製品やサービスに関心を持つ民間企業や軍事機関が増えている。新しく提供するネットワークは,政府機関による利用を念頭に置いたものだ。公衆インターネットとのゲートウエイを排除し,さまざまなIPベースのアプリケーションを安全に利用できる環境を構築する」(Sprint社Government Systems部門担当副社長兼ジェネラル・マネージャのTony D'Agata氏)

 Sprint社は,新しいネットワークの提供を6月中に開始する予定。

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