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 米Network Associatesは米国時間4月4日に,米Entercept Security Technologiesを買収することで両社が最終合意に至ったことを明らかにした。買収金額は1億2000万ドル。現金で支払われる。買収手続きは45日以内に完了する予定。

 Entercept社は,サーバー,OS,データベース,アプリケーションを保護するための,ホスト・ベースの侵入防止製品を手がける未公開企業。同社の製品は,「攻撃を受けてからそれを検知し,報告するのではなく,行動ルールと署名を基に既知および未知の攻撃を未然に防止する」(Network Associates社)。

 Network Associates社開発・戦略・研究部門執行バイス・プレジデントのSandra England氏は今回の買収を「先に発表した米IntruVert Networks買収を補完するもの」と説明する。IntruVert社は,企業や政府機関向けにネットワーク・ベースの侵入検知/防止装置「IntruShield 4000」と「IntruShield 2600」を提供している。

 十分なセキュリティ確保のためには,攻撃を検知し,遮断する広範なソリューションを,社内全体に導入する必要がある。セキュリティに対する脅威は,これまでにない速度で増加し,複雑化している。「例えば『Slammer』ワームは非常に高速に繁殖したため,パッチを当てる時間がないほどだった。行動ルールをベースにしたEntercept社の特許技術は,ワームなどによる攻撃を最初の段階で遮断する。つまりパッチを当てていなくてもシステムを保護できる」(Network Associates社)

 なお,Network Associates社は今年1月にもアンチスパム・アプリケーションの米Deersoft買収を発表している。

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