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 米RSA Securityは米国時間4月10日に,2003年第1四半期の決算を発表した。売上高は6130万ドルで,前年同期の5550万ドルと比べて10%の増収。GAAPベースの純利益は170万ドル(希薄化後の1株当たり利益は3セント)で,前年同期の純損失1370万ドル(希薄化後の1株当たり損失は24セント)から黒字転換を果たした。

 当期の純利益には,特許訴訟に関連する費用200万ドルと,株式売却による利益150万ドルが含まれる。ちなみに前年同期は,リストラ関連費用440万ドル,無形固定資産の償却費用230万ドル,投資損失250万ドルを計上していた。

 GAAPベースの営業利益は300万ドルで,前年同期の営業損失1450万ドルから大きく改善した。また,第1四半期末の現金残高は1億1540万ドル。前年同期末の残高は1240万ドルだった。

 RSA社CEO兼社長のArt Coviello氏は,「第1四半期は,当社の認知度向上とアクセス管理ソリューションに力を入れ,予想を上回る売上高を達成できた」と述べた。

 またRSA社は,2003年第2四半期の見通しについても明らかにした。売上高は5800万~6300万ドル,GAAPベースの希薄化後1株当たり利益が0~4セントの範囲になると見込む。

 「第1四半期の業績に満足しているが,今後の見通しについては慎重にならざるを得ない。IT支出の引き締めが続いているほか,現在の世界情勢や景気が軟調であることを考えると,楽観視できない」(同氏)

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