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 米Symbol Technologiesが米国時間4月11日に,2003年第1四半期決算の速報を発表した。売上高は3億100万ドルの見込みで,前年同期と比べると約20%増加だが,前期の3億6300万ドルからは減収となる。

 リストラ経費などの一時的な費用を除いた場合,希薄化後の1株当たり利益は前年同期の3セントと同様あるいはそれを上まわる見通し。ちなみに,前期の一時的な費用を除いた希薄化後の1株当たり利益は8セントだった。

 純利益は前期と比べて低下する見込みだ。支出の大幅な拡大が要因としている。第1四半期の支出には,米証券取引委員会(SEC)の調査などに関する費用,過去の会計報告における間違いの修正から発生した費用,Global Services and Support部門のリストラ関連費用が含まれる。また,これまで1年間を通じて償却していた一部費用を一括計上する。

 ちなみにSymbol Technologies社は,Global Services and Support部門のリストラによるコスト削減の効果が,2003年後半と2004年に現れると期待している。

 「第1四半期の売上高と事業内容に満足している。しかし,営業支出が業績にマイナスの影響を与えたことは残念だ」(Symbol Technologies社副会長兼CEOのRichard Bravman氏)

 Symbol Technologies社社長兼COOのWilliam Nuti氏は,「当社にとって,第1四半期の結果が厳しいのはいつものことだ。今後の数四半期については,慎重ながらも楽観的見通しであることに変わりはないが,再編成や整理統合といったコスト引き締め策も検討していく」と述べた。

 同社は正式な第1四半期決算を,4月29日に発表する予定である。

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