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 米Unisysは,2003年第1四半期の決算を米国時間4月14日,発表した。同期において,1株当たり利益で事前の予測に達する2桁台を達成した。また,事業プロセス・アウトソーシング(BPO:Business Process Outsourcing)と管理インフラ・サービスの長期契約の獲得にけん引されて受注も伸びた。

 同期の純利益は,前年同期の3270万ドルから3850万ドルに成長した。1株当たりの利益は,前年同期から20%増の12セントだった。収益は,前年同期の13億6000ドルから14億ドルに成長した。世界の主要通貨に対して米ドルが下がったことも,同社の収益に有利に働いた。

 同期において,同社は英Royal & SunAllianceとの10年契約,米Minneapolis市政府との7年間のアウトソース契約,米Chicago市政府との契約拡張を含め,8億ドルに該当する大口の長期サービス契約を締結している。

 アウトソーシングからの収益は,企業向けサービス全体の37%を占めており,コンピュータ・サービスの売り上げは前年同期から6%成長している。専門機器とコンピュータ・サービスの販売低下を反映して,技術事業は7%減少している。同社によれば,アウトソーシングの2桁台の成長は,システム・インテグレーションとコンサルティングの収益の低下によって相殺されるという。同期における粗利益マージンは,前年同期の28.6%から27.7%に減少し,営業利益のマージンは5.8%から5.5%に低下した。

 地域でみると,米国における収益は,米連邦政府へのサービス提供にけん引されて前年同期からおよそ1億ドル増の6億6500万ドルを計上している。日本において2桁台の成長をみせたのに対し,世界市場の収益は7%減少して7億3400万ドルだった。

 同社は,同年第2四半期の業績として1株当たりの収益が14~17セント,通年では77~82セントの範囲になると予測している。

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