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 米Texas Instrumentsが米国時間4月15日に,2003年第1四半期の決算を発表した。半導体事業の売り上げ増加により,収益は前期から2%増,前年同期から20%増加した。

 純利益は1億1700万ドルで,1株当たりの利益は0.07ドルだった。同社が第4四半期に発表した予測にほぼ一致した。これには,買収に関わる2800万ドルの分割償還,2000年2月にBurr-Brown社を買収した際に発行した手形の買戻しに関わる1000万ドルが含まれる。

 同期における受注は,前期から10%増加の22億9500万ドルだった。1年前からは20%の増加となる。このうち,半導体の受注は19億1400万ドルだった。

 同期は,半導体事業のDSPと画像投影技術向けDLP(digital light processing)製品の出荷数が伸びたため,同事業からの収益が2%増加した。DSP,アナログ,DLP製品の成長により,前年同期から収益は23%増加となった。ワイヤレス市場からの収益は,前期とほぼ同じで,前年同期からは39%増加している。

 現金高の41億4500万ドルは前期とほぼ同レベルで,前年同期からは6億9600万ドル増額となった。資本支出は1億3200万ドルで前期から2億3600万ドル減だった。

 第2四半期の予測として,同社は収益の7%増加,1株当たりの収益は0.08ドル前後を見込んでいる。これには,2年間で800人をリストラするための,およそ400万ドルのリストラ経費が反映しており,来期の1株当たりの収益におよそ0.02ドルの影響を与える。リストラが完了すると,年間800万ドルの削減につながるという。

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