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 ドイツのSAP AGはドイツで現地時間4月17日に,2003年第1四半期(2003年1月~3月期)の決算を発表した。総売上高は15億ユーロ(約13億7900万ドル)で,前年同期の17億ユーロ(約15億6300万ドル)から減少した。純利益は1億8600万ユーロ(約1億7100万ドル)で,前年同期の6500万ユーロ(約5976万ドル)から186%増加した。1株当たりの純利益は0.60ユーロ(約0.55ドル),前年同期は0.21ユーロ(約0.19ドル)だった。

 営業利益は2億9800万ユーロ(約2億7400万ドル)で,前年同期の1億8600万ユーロ(約1億7100万ドル)に比べ60%増加した。

 営業利益率は前年同期から9ポイント上昇し,20%となった。買収に伴う経費などを除いた営業利益率は,同6ポイント増の20%。

 ソフトウエアとメンテナンス料を含む製品収入は,9億6000万ユーロ(約8億8260万ドル)で前年同期の9億9900万ユーロ(約9億1850万ドル)から減少した。ソフトウエア収入は前年同期比12%減の3億5200万ユーロ(約3億2360万ドル)だった。為替の影響を除いた場合は4%減となる。メンテナンス収入は,6億800万ユーロ(約5億5900万ドル)で,前年同期の5億9700万ユーロ(約5億4890万ドル)から増加。コンサルティング収入は4億7600万ユーロ(約4億3760万ドル)で前年同期の5億3900万ユーロ(約4億9550万ドル)から減少。トレーニング収入は7700万ユーロ(約7080万ドル)で前年同期の1億1000万ユーロ(約1億110万ドル)から減少した。

 地域別にみた売上高は,欧州/中東/アフリカ(EMEA)が8億5400万ユーロ(7億8520万ドル)で,前年同期の8億8600万ユーロ(約8億1460万ドル)に比べ4%減少。ドイツ国内の売上高は前年比3%低下した。米大陸は4億6800万ユーロ(約4億3030万ドル)で,前年同期の5億8700万ユーロ(約5億3970万ドル)から20%減少した。ただし為替の影響を除いた場合は前年同期比1%増となる。アジア太平洋地域(APA)は1億9800万ユーロ(1億8200万ドル)で,前年同期の1億8500万ユーロ(約1億7000万ドル)から7%増,為替の影響を除いた場合は20%増となる。

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