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 米Adaptecは,主要ハード・ディスク・ドライブの製造業者である富士通,日立製作所,米Maxtor,米Seagateと提携して,業界初の「Serial Attached SCSI」ソリューションの提供と普及を促進する構想を米国時間4月21日に発表した。共同で製品開発,マーケティングを行う。

 製品開発に向けた努力により,OEMとシステム・インテグレータはSerial Attached SCSIソリューションの試作品の設計とテストが可能になる。Serial Attached SCSIインタフェースは,Serial Attached SCSIとSerial ATAディスク・ドライブの両方と互換性を持つため,OEM,再販業者,IT企業がストレージを配備する際に,ディスク・ドライブ選択に柔軟性がもたらされる。

 共同マーケティング活動では,試作品のデモ,トレード・ショウにおけるスピーチ,ソリューション実装に関する白書,セミナーなどが含まれる。

 同社のSerial Attached SCSIソリューションは,データ転送速度3Gビット/秒を提供する。ケース内のエア・フローと冷却機能が改善されるとともに,長く細いケーブルと小さなコネクタが利用できるようになる。Serial Attached SCSIコネクタは,性能,拡張性,柔軟性,高密度環境に向けた次世代コンピューティング環境に対応するように設計される。チップとコントローラは,AdaptecのRAID技術を提供して顧客のデータを保護する。

 Serial Attached SCSIインタフェースにより,ユーザーは単一のバックプレーンにSerial Attached SCSIかSerial ATAのいずれかを接続できるようになる。OEMとITマネージャは,一方,または両方のドライブ技術でドライブ・アレーを設定できるため,同一のサーバーやネットワーク化されたストレージ・サブシステムで双方を利用できるようになる。

 米NPD Groupの調査結果によれば,Adaptecの2002年の米国におけるSCSI RAIDコントローラ販売シェアは82%だった。またSCSIとRAID設計では主要OEMとの契約を勝ち取っている。

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