本田技研工業の人間型2足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」が,RoboCup国際委員会が主催するRoboCupの第1回アメリカン・オープンに米国時間5月1日に登場した。同大会は米カーネギー・メロン大学で開催され,ピッツバーグ地域の600人を越える小中高学生が初めて直接ASIMOを見る機会を得た。

 ASIMOのデモンストレーションは,同会場以外に地域の小学生向けにも実施される。ASIMOは,前後歩行,スムーズな方向転換,階段上り走行,バランス維持,ダンス,おしゃべりなどを25分間に渡って披露する。同会場のデモは,3日の土曜日に3回行なわれ,週末までに2500人を越える人がデモに参加すると予測されている。

 ASIMOのピッツバーグ訪問は,「Say Hello to ASIMO」と名付けられた北米ツアーの一環。ASIMOの紹介と生徒の数学,エンジニアリング,物理学,コンピュータ工学,ロボット工学や科学への取り組みや関心の促進を目的とする。

 「『ASIMO』は,本田の技術者の夢として始まったが,すべてのエンジニアリングは基礎科学からだった。若い時から科学に興味を持つ人は,ASIMOに会って自分の夢への探求心が触発されると信じている」(American Honda Motorの社長兼CEOの雨宮高一氏)

 同社は,同ツアーの一環としてWebサイトでロボット工学やASIMOツアーに関する情報を提供している。また,優勝するとASIMOが学校を訪問してくれるという全米作文コンテストも実施している。

◎関連記事
「ASIMOで人間の素晴らしさを改めて実感した」とホンダ吉野社長
ホンダの人間型ロボット「ASIMO」が「Cool Customer Design」アワードを受賞
「アシモ」が満2歳に,誕生パーティで新しい“技”を披露

発表資料へ