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 米Computer Associates International(CA)が米国時間5月14日に,2003会計年度第4四半期(2003年1月~3月期)と2003会計年度通期(2002年4月~2003年3月)の決算を発表した。第4四半期の売上高は,8億100万ドルで前年同期の7億7200万ドルと比べて4%増加。「7億8500万~8億ドルとしていた事前予測を上まわった」(CA社)。会計原則(GAAP)ベースの純損失は1億600万ドル(希薄化後の1株当たり損失は18セント)で,前年同期の2億3800万ドル(同41セント)から赤字を縮小した。

 一時的な費用を除いた場合,希薄化後の1株当たり営業損益は8セントの黒字となる。同条件の前年同期の1株当たり損益はゼロだった。

 サブスクリプション・モデルによる当期の繰延収入は6億2900万ドルで,加重平均契約期間は約2.85年。新規の年換算繰延収入は2億2100万ドルとなり,前期と比べて15%増,前年同期からは18%増加した。繰延収入の総残高は37億7400万ドル。

 ちなみに第4四半期の総売上高のうち,約49%がサブスクリプション・モデルによる収入だった。

 2003会計年度通期の売上高は31億1600万ドルで前年度の29億6400万ドルから5%増加した。GAAPベースの純損失は2億6700万ドル(1株当たり損失は46セント)で,前年度の11億200万ドルから大幅に改善した。

 CA社会長兼CEOのSanjay Kumar氏は,「2003会計年度通期は,企業向け管理製品の投入により,市場における当社の地位を拡充することができた」と述べた。「厳しい政治情勢と経済状況の中,顧客はますますIT購入をじっくり検討し,早期で,しかも長期にわたる投資回収を期待している」(Kumar氏)

 また同社は今後の見通しについても明かにした。主な内容は以下の通り。

・2004会計年度第1四半期(2003年4~6月期)の売上高は7億9500万~8億1000万ドル,GAAPベースの1株当たり損失は3~4セント,一時的な費用を除いた1株当たり営業利益は9~10セントの見込み

・2004会計年度通期(2003年4月~2004年3月)の売上高は,32億7500万~34億2500万ドル,GAAPベースの1株当たり損失は5~10セント,一時的な費用を除いた1株当たり営業利益は41~46セントの見込み

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