米Infonetics Research社は,次世代の音声対応製品市場に関する調査結果を,米国時間5月21日に発表した。2003年第1四半期の売上高は3億2700万ドルで前四半期と比べて13%成長した。通年で42%増加して15億4000万ドル規模を超えるとみる。

 「次世代音声製品にとって,同期はこの1年でもっとも強力な四半期となった。サービス・プロバイダは,障害は残っているものの明らかにVoIP製品の採用を進めている」(Infonetics社アナリストのKevin Mitchell氏)。

 同調査で明らかになった主な結果は次の通り。

・ハードウエアの売上高が21%増加して2億ドルになった。ハードウエアは3%増の1億2700万ドルだった。

・Cisco社,Nortel社,Sonus社,UTStarcom社の製品により,トランキング・ゲートウエイの売上高は47%成長した。

・RAC VoIPゲートウエイの売上高は,過去12カ月で初めて上昇した。

・2003年第1四半期は,年末のハイシーズンの後で勢いを失ったが,回線スイッチ・ベース製品で補われ,ソフト・スイッチ部門全体としては3%の成長となった。

 音声対応製品には,ブロードバンド・ループ・キャリア,メディア・ゲートウエイ(クラス5パケット・スイッチ,RAC VoIPゲートウエイ,トランキング・ゲートウエイ),メディア・サーバー,ソフト・スイッチ(回線ベースのスイッチ,次世代ソフト・スイッチ),音声アプリケーション・サーバーが含まれる。

 今回の調査は,Alcatel社,Broadsoft社,Cisco社,Convedia社,Ericsson社,Italtel社,Lucent Technologies社,MetaSwitch社,NetCentrex社,Nortel社,Occam社,Siemens社,Taqua社,Tekelec社,Ubiquity社,UTStarcom社,Veraz社,VocalData社などを対象に分析を行った。

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