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 米SCO Group(旧社名:Caldera International)が米国時間5月28日に,2003会計年度第2四半期(2003年2~4月期)の決算を発表した。売上高は2140万ドルで,前年同期の1550万ドルから増加した。純利益は450万ドル(希薄化後の1株当たり利益は33セント)で前年同期の純損失660万ドル(希薄化後の1株当たり損失は47セント)から黒字転換を果たした。

 ちなみに,前期の売上高は1350万ドル,純損失は72万4000ドル(希薄化後の1株当たり損失は6セント)だった。

 「当社始まって以来,初めての黒字となり,財政面での体勢が整った。現金残高と運転資金が増加し,当社のWebサービス戦略である『SCOx』を開始できた」(SCO社社長兼CEOのDarl McBride氏)

 第2四半期は,OS事業による収入が1310万ドル,SCOsource事業による収入が830万ドルだった。

 McBride氏は,「当期は,UNIX関連の知的財産権を管理するSCOsource事業のライセンス契約によって現金880万ドルを獲得し,粗利益として610万ドルを生みだした。当社のUNIXのライセンスを受けている企業は6000社以上にのぼる。今後,当社の知的財産権保護を強化していくことで,SCOsource事業はさらに勢いを増すだろう」と予測した。

 2003会計年度前半の売上高は3490万ドル,純利益は380万ドル(希薄化後の1株当たり利益は29セント)となった。前年度前半は売上高が3340万ドル,純損失が1760万ドル(希薄化後の1株当たり損失は1ドル23セント)だった。

 同氏は今後の見通しについて,「第3四半期の売上高は1900万~2100万ドルの範囲となり,内訳はOS事業による収入が約3分の2,SCOsource事業による収入が約3分の1を占めるだろう」との見解を明らかにした。

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