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 米PeopleSoftと米J.D. Edwardsは米国時間6月2日,PeopleSoft社がJ.D. Edwards社を買収することで最終合意に達したことを明らかにした。PeopleSoft社は,J.D. Edwards社の株式1株に対し,PeopleSoft社の株式0.860株を支払う。2003年5月30日の株価をもとに計算した場合,買収総額は約17億ドルにのぼる。

 両社を合わせると,年間売上高は約28億ドル,従業員は1万3000人にのぼる。150カ国にわたる1万1000社の顧客を抱えることになり,「世界第2位の企業アプリケーション・ソフトウエア会社が誕生する」(両社)。ちなみに米メディアの報道(CNET News.com)によると,「両社の顧客はほとんど重複していない」(PeopleSoft社の幹部)という。

 PeopleSoft社はJ.D. Edwards社買収により,サービス,製造,流通など20以上のさまざまな業界向けに事業を拡大する方針である。

 PeopleSoft社CEO兼社長は,「PeopleSoft社とJ.D. Edwards社が合併することにより,中小企業と大規模企業は,統合企業ソフトウエアの広範なスイート製品を利用できるようになる」と述べた。

 また,J.D. Edwards社会長,社長兼CEOのBob Dutkowsky氏は,「大規模企業とサービス業界におけるPeopleSoft社の強みと,中小企業と製造業界におけるJ.D. Edwards社の地位を組み合わせ,まったく新しい手法で企業向けソフトウエアを提供する」と語った。

 J.D. Edwards社はPeopleSoft社の100%子会社となり,J.D. Edwards社の株主は,PeopleSoft社の発行済み株式の約25%を所有することになる。買収に関しては,すでに両社の役員会が承認済みだという。取り引きの完了は2003年第3四半期下旬~第4四半期上旬を予定している。

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