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 米QUALCOMM社は,中国企業に対して最大1億ドルの投資を行う計画を米国時間6月3日に発表した。対象となるのは,CDMAベースの製品,アプリケーション,サービスの開発と商用化を手がける若い中国企業。

 同社は2000年11月に5億ドルの投資計画を明らかにしていた。今回の投資は,その一環として実施される。同社は,中国のさまざまな市場部門に投資することにより,世界のCDMA普及が促進されると考えている。同社から投資を受ける中国企業は,同社の製品,技術へのアクセスが提供されるとともに業界においてビジネスと戦略的な関係を築けるとしている。

 「今回の投資は,中国におけるCDMA開発の次のフェーズに向けたバリューチェーンの促進を狙ったもの。同社は,中国政府,China Unicom,CDMA製造業者,BREW,gpsOneアプリケーション開発者,その他の企業との提携により,中華圏におけるプレゼンスの拡大に務めてきた」(同社シニア副社長兼QUALCOMM China会長のJing Wang氏)

 「中国のCDMA業界拡張期において,前途有望な若い中国の企業に数年間投資することにより,世界のCDMA成長に貢献する。中国は,優秀な技術者とマーケティング人員を大量に抱えている。世界に第3世代CDMA技術が普及する中で,中国では新しいCDMA関連の企業が急速に成長するだろう」(同社社長兼CEOのTony Thornley氏)

 同社が投資する分野は,CDMAベースの通信技術とデバイス,gpsOne位置情報アプリケーション開発者,サービス・プロバイダを含むBREWアプリケーションとプラットフォーム開発者,そのたの関連技術のプロバイダなど。

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