米InfoTrends Research Groupはインターネット接続を行う米国世帯のスキャナ利用状況についての調査結果を米国時間6月3日に発表した。それによると,インターネットを利用する米国世帯のうち,スキャナを所有する世帯は61%にのぼるという。

 インターネット接続を行う約6500世帯の米国家庭を対象に調査を実施したところ,フラットベッド型スキャナを所有する世帯は49%,プリンタ機能などを備えたオールインワン型スキャナを所有する世帯は18%だった。

 InfoTrends社主任アナリストのKerry Flatley氏は,「米国ではいまだに,家庭でスキャナがよく利用されている。2003年におけるフラットベッド型スキャナの普及率は,2002年と比べ増加していないが,オールインワン型スキャナは急増している。インターネット接続環境があり,スキャナを所有する米国家庭のうち,オールインワン型製品を使用している割合は,2002年の21%から2003年には30%へと着実に増加した」と述べた。また,その理由を次のように説明した。「オールインワン型製品はその機能性と手頃な価格に加え,場所を取らないことから人気が高いようだ」(同氏)

 インターネット接続環境があり,スキャナを所有する米国家庭のうち,オールインワン型とフラットベッド型の2種類のスキャナを所有する世帯の割合は12%だった。しかしFlatley氏は,スキャナを2種類所有する世帯数は徐々に減少するとみる。「スキャナを2種類持つ家庭でも,徐々にオールインワン型を主に利用するようになるだろう」(同氏)

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