ソニーは,米Lavcon社(KLH Audio Systems)を特許侵害などでニュージャージー州の米連邦地方裁判所に提訴したことを米国時間6月9日に発表した。ソニーの主張は,Lavcon社が同社のホーム・シアター・システム「DAV-S500」モデルの特許権と著作権侵害しているというもの。

 KLH社は,先ごろDVD/CDプレイヤを搭載したホーム・シアター・システム「KLH HA 9000」の販売を開始した。ソニーは,同製品の外観が同社のDAV-S500モデルに類似していると主張している。ソニーは,同モデルのDVDプレイヤ・コンポーネントのデザインを保護するために,デザイン特許(米国特許番号「D460,063 S」)を取得していた。

 「当社のホーム・シアター製品の成功は,特徴的な独自のデザインが要因の一部となっている。ソニーは知的資産の保護に真剣に取り組んでおり,当社のデザインを複製した製品の製造は許すことができない」(同社ホーム・オーディオ・カンパニー社長の山本喜則氏)

 同社は,KLH社のHA9000モデルのDVD/CDプレイヤの製造販売の停止とディストリビュータと販売者から製品の回収を求めている。

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