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 米AOL Time WarnerのAmerica Online(AOL)と米Verizon Wirelessは,両社の提携関係を強化し,モバイル向けインスタント・メッセージング(IM)サービスで協力することを米国時間7月1日,明らかにした。AOL社のIMユーザーが,Verizon Wireless社のテキスト・メッセージング・サービス「TXT Messaging」のユーザーとやり取りできる新サービス「Mobile IM」を提供する。

 AOL社のIMサービス「AOL Instant Messenger(AIM)」のユーザーとAOL会員は,TXT Messagingユーザーの携帯電話番号を入力するだけで,パソコンからテキスト・メッセージを送信できる。TXT Messagingユーザーはメッセージを受信するために,AOL社のスクリーン名を取得する必要はない。

 また,AOL会員あるいはAIMユーザーで,なおかつVerizon Wireless社のサービス加入者は,AOL社の転送機能「IM Forwarding」を利用できるようになる。これは送られてきたインスタント・メッセージを,携帯電話に転送できるというもの。バディ・リストに携帯電話番号を登録すれば,パソコンがオフラインやスリープ状態にあるときにや外出中に,メッセージを携帯電話で受信し,返信することができる。

 Mobile IMサービスとIM Forwarding機能は,今年3月にリリースしたAOLクライアント「8.0 Plus」版と,6月30日に機能強化を発表した「AIM 5.2」ですでに提供している。 今回の発表により,AIMの無料版を使用しているユーザーも利用できるようにする。

 AOL社とVerizon Wireless社はこれまでも,両社サービスの相互接続性の確保に取り組んでいる。2002年8月に,Verizon Wireless社のWeb対応携帯電話機を使用するユーザーが,AOL社の「AOL Mail」サービスにアクセスできるようにしたほか,同9月には,Verizon社の携帯電話サービス加入者向けに,AIMサービスの提供を開始した。

 AOL社執行バイス・プレジデントのSteven McArthur氏は,「新サービスはIMの利便性をさらに向上するものだ。転送機能によって,ユーザーはどこにいてもIMを利用できるようになる」と述べた。

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