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 モバイル・サービスの米SEVEN社は,NECと付加価値再販業者(VAR)契約を締結したことを米国時間7月10日に発表した。契約を通じて,NECは,日本のモバイル通信事業者向けにSEVEN社のモバイル・データ通信ソフト「System SEVEN」を提供する。

 今回の提携により,NECは,日本のモバイル通信事業者が企業に付加価値を提供するのを支援する。また,同社は,同ソフトの個人ビジネス・ユーザー向けパーソナル版,企業やワークグループ向けのエンタープライズ版といったモバイル向けリモート・アクセス・ソリューションの提供も予定している。

 System SEVENは,世界のモバイル通信事業者に使われている低価格なソフト。サービスの加入者は,Microsoft Exchange,Lotus Domino,IMAP,POP電子メール,カレンダ,コンタクト,タスク,ドキュメントといった企業や個人のデータにリアルタイムで安全にアクセスできるようになる。

 同ソフトは,個人のビジネス・ユーザーと企業の両方に対応しながら,モバイルのリモート・アクセス製品の配備を容易にする。同製品は,どのようなネットワークにも対応し,主要デバイス・プラットフォームを利用できるため,通信事業者は加入者へのサービス提供範囲を最大限に拡張できる。加入者は,専用のデータ・デバイスを購入する必要がないため,負担が軽減される。

 NECは,SEVENソリューションの再販に伴って通信事業者による企業への付加価値サービスの提供を支援する。また,時間,場所に関係なく情報をユーティリティとして利用できる「ユビキタス社会」に貢献する。NECは,ネットワーク・インフラとアプリケーション・システム/ソリューションを効果的に組み合わせることにより,ITネットワーク統合ソリューションを積極的に推進する。

 「NECとの提携により,日本市場へのシームレスな参入が可能になった。日本の市場機会は非常に大きい。NECとの提携を喜ばしく思う」(SEVEN社)

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