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 米AMDと富士通は,両社のフラッシュ・メモリー事業を統合して新会社「FASL」を設立した。両社がそれぞれ現地時間7月14日に明らかにしたもの。新会社の資産規模は約30億ドル,従業員数は約7000人で「世界最大のフラッシュ・メモリー専業メーカー」(両社)という。

 FASL社設立に伴い,両社はフラッシュ・メモリー製品の新ブランド名「Spansion」についても明らかにした。新会社が展開するSpansionブランドのソリューションを,AMD社と富士通が世界各地で販売する。同ブランドの詳細については,Webサイトに掲載している。

 新会社の本社はカリフォルニア州サニーベール,日本本社は東京に置く。また株式保有比率はAMD社が60%,富士通が40%とし,AMD社の連結決算対象とする。

 主な役員は以下の通り。

・社長兼CEO:Bertrand Cambou氏

・会長:小野敏彦氏(富士通の経営執行役常務と電子デバイス事業グループ担当社長を兼務)

・上級副社長:Shinji Suzuki氏(FASL JAPAN社の社長を兼務)

・全10人の取締役のうち,6人をAMD社から,4人を富士通から指名する

 同社設立にあたり,AMD社と富士通が移管した部門/施設は以下の通り。

【AMD社】
・フラッシュ・メモリー事業部門
・Fab25(テキサス州オースチン)
・研究開発センターのSubmicron Development Center(カリフォルニア州サニーベール)
・メモリー組み立て/試験を行う3工場(タイ,マレーシア,中国)

【富士通】
・フラッシュ・メモリー事業部門
・メモリー組み立て/試験を行う工場(マレーシア)

 さらに,両社の折半出資会社,富士通エイ・エム・ディ・セミコンダクタも新会社に組み入れる。

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