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 米DoubleClickは米国時間7月22日に,2003年第2四半期の決算を発表した。売上高は6360万ドルで前年同期の7570万ドルから16%減少した。会計原則(GAAP)ベースの純利益は580万ドル(1株当たり利益は4セント)で,前年同期の410万ドル(同3セント)から増加した。

 売上高の内訳は,TechSolutions事業が4350万ドル,Data事業が2010万ドルだった。

 同社は,前年同期と比べて売上高が減少した要因として,2002年にMedia事業,Research事業,DoubleClick Japan事業を売却したことを挙げている。2003年6月末時点の従業員数は1082人で,2002年6月末時点の1270人から15%減っている。

 2003年第2四半期におけるGAAPベースの営業支出は3210万ドルで前年同期の5840万ドルと比べて45%縮小した。「2002年の事業売却に伴うコスト削減策が奏功した」(DoubleClick社)

 DoubleClick社CEOのKevin Ryan氏は,「市場の弱含みと技術支出の低迷が継続するものの,我が社は成長を目指して事業を推進する」と述べた。また,「当期は,転換社債の処理を完了したほか,データ管理企業の買収を通じてマーケティング・ツール・スイートを拡充し,大企業との契約を取りつけることができた」と説明した。

 同社は2003年第3四半期の見通しについても明らかにした。売上高は7300万~7700万ドルの範囲,GAAPベースの1株当たり利益は0~4セントと予測する。

 また,2003年通期についてはこれまでの予測範囲からさらに絞り込み,売上高を2億6000万~2億7500万ドル(従来予測は2億5000万~3億ドル),GAAPベースの1株当たり利益を7~12セント(同3~12セント)と見込んでいる。

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