PR

 米SCO Groupは,Webサービス関連ソフトウェアを手がける新興企業の米Vultusを買収した。SCO社が米国時間7月22日に発表したもの。これによりSCO社は,Vultus社のソフトウエア・スイート「WebFace Solution Suite」をはじめとする技術と技術者などの資産を取得する。

 SCO社は今年4月に,企業のWebサービス構築に向けたソフトウエア・フレームワーク「SCOx」を発表している。Vultus社から取得するソフトウエアは,このSCOxに統合する計画である。

 WebFace Solution Suiteは,「WebFace Browser Application Platform」と「WebFace Studio」で構成する次世代WWWアプリケーション開発環境。開発者はWebFace Solution Suitを使うことで,OSやバックエンド技術にとらわれることなく,既存のアプリケーションを容易にWWWに移植できるという。また,J2EE,WebSphere,WebLogic,.NETなど,あらゆるWebサービス・プラットフォームとのシームレスな統合が可能になる。「多機能で安全なWWWアプリケーション・インタフェースを迅速に開発できるので,開発費の削減にも貢献する」(SCO社)

 SCO社マーケティング担当上級副社長のJeff Hunsaker氏は,「Webサービスは新たなプラットフォームとして今後,成長するだろう。Vultus社の買収は,今後の需要を見越して,顧客にWebサービスの枠組みを提供できるようにするためだ」と説明した。

 「SCO社の顧客にコスト効率の高いWWWソリューションと技術を提供できるようになる。当社のWebサービス向け技術を,SCO社を通じて多くの開発者に紹介できることを嬉しく思う」(Vultus社CEOの Mike Meservy氏)

◎関連記事
米SCOがWebサービス・フレームワーク「SCOx」を発表
米SCO,中小企業向けのLinux対応バックオフィス・スイート「SCOoffice Server」を発表
米SCO,UNIXシステムでLinuxアプリの利用を可能にする「SCO UnixWare」の新版を発表
欧州のWebサービス開発は,「BtoB」向けと「企業内アプリケーション統合」向けがほぼ半々
米HP,Webサービス管理フレームワーク仕様をOASISに提出へ
米Borland,.NETとJ2EEの連携を可能にする開発ツール「Janeva」などを発表
「.NET」と「Java」に二分されるWebサービスのプラットフォーム,来年はともに約60%の開発者が使用
「Webサービス・ベースの専門サービス,北米市場は2004年に前年比146%成長」,米IDC

[発表資料へ