加Nortel Networksは,企業のネットワーク・セキュリティを増強するために,「Alteon」ファミリの新製品やセキュリティ・パートナ・プログラムを現地時間7月29日に発表した。これらの製品は,同社の企業向け戦略「One network. A world of choice」をサポートするもの。方法や場所を問わず,企業,顧客,パートナ,サプライヤ,従業員がネットワークに安全にアクセスできる環境の実現を目指す。

 新しい「Alteon Operating System(AOS)21.0」は,アプリケーション・スイッチ製品「Alteon Application Switch」向けのオペレーティング・システム。ネットワークの悪用や攻撃を検出して保護するための機能を提供する。ざまな攻撃を阻止するためにパターン・マッチング技術を採用した「Advanced Denial of Service(DoS)Protection」を提供する。

 同製品は,XMLとSOAPの検査機能により,安全でフォルト・トレラントなWebサービスを提供できる。そのため,同製品は,Webサービスのトラフィックを検査,分類,ディレクトするWebサービス認識のトラフィック管理機能を提供する。また,ピア・ツー・ピアのアプリケーションをインテリジェントに管理する機能も提供する。

 「Alteon Secure Socket Layer Virtual Private Network 4.1」は,主なリモート・アクセスの手段としてSSL VPNを利用する企業向けの製品。クライアントのセキュリティ・レベルを判断してアクセスに制限を加えて動的にアクセスをコントロールする。UDPを採用するため,SSL 4.1は,リアルタイムの協調環境におけるセキュリティ実現をサポートする。また,安全に接続していても,活動が一定時間みられない場合にセッションをタイムアウトするとともに,キャッシュした情報をすべて消去する自動ログオフ機能も提供する。

 新しく発表されたアプリケーション・スイッチ「Alteon Application Switch 2208」,「同2216」は,「同2424」同じ機能を提供するが,中小企業向けにポート,パフォーマンス,容量,価格を抑えている。新製品は,IPテレフォニ,ストリーミング・メディア,ビデオ電話会議,リソース・プランニング,電子メール,ファイル転送といった用途向けに最適化されている。

 ファイアウオール製品では,ステルス・モードの採用と新モデル「Alteon Switched Firewall 5114」を発表した。ステルス・モードとは,ハッカーや悪意を持ったユーザーが検出できないセキュリティ機能を提供する。同5114は,中小企業向けにステートフルなトラフィック監視を行なうとともに,企業LANをそれぞれ独自のポリシーを持つセキュリティ・ドメインに分割してセキュリティを強化する機能も提供する。

 同日発表された「Alteon Expert Advantage Program」は,北米のチャネル・パートナ向けにセキュリティ認定プログラム。企業がアプリケーション・セキュリティを実装するために必要な技術を再販業者に提供する。

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