米Sun Microsystems,日立製作所とその米国子会社Hitachi Data Systems(HDS)がそれぞれ8月25日に,データ・センター向けストレージ製品の販売に関する提携拡大を発表した。1年後に期限を迎える既存の契約を,さらに2年更新する。

 3社は2001年8月に,Sun社が日立の大規模ストレージ製品をSun社のブランドで世界規模で販売することで,提携を結んだ。今回の発表は,この契約期間を2006年まで延長するというもの。

 提携のもと,3社はハードウエア,ソフトウエア,サービスに関する協力体制を拡大し,複雑なコンピューティング環境における管理の統合と簡素化を図る。マーケティング,販売,サポート,サービスなどを共同で行う。

 「3社の提携関係により,我々は優れた製品で,データ・センター統合といった顧客の重大な課題の克服を支援する。十分にテストした統合的ITソリューションと,一元的なサポート・サービスを提供できる」(Sun社Network Storage部門執行バイス・プレジデントのMark Canepa氏)

 HDS社COO兼社長のDave Roberson氏は,「Sun社と提携することで,当社は顧客基盤を拡張し,データ・センター向けストレージ分野での地位を確立することができた」と述べた。また,「この業界では,コラボレーションが極めて重要だ。顧客はオープンで相互運用性のある高性能のストレージ製品を,信頼のおけるメーカーから導入することを望んでいる」と付け加えた。

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