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 フランスのThomsonと松下電器産業(Panasonic)は,両社の戦略的提携を拡張したことを現地時間8月28日に発表した。両社は,書き換え可能なDVD形式「DVD-RAM」と家庭内ネットワークに向けたデジタル・コンテンツ保護の仕様「SmartRight」に関する覚え書きに調印したことを明らかにした。

 提携により,Thomson社は2004年から同社のDVDプレーヤにDVD-RAM形式の再生機能を追加する。松下は,家庭ネットワーク向けデジタル・コンテンツの保護仕様SmartRightなどのコンテンツ保護に関してThomson社と協調する。

 Thomson社は,DVD-RAM対応プレイヤを欧州と北米市場に向けて2004年初旬に提供する。最初のモデルは,同年8月29日~9月3日にドイツのベルリンで開催される「IFA 2003」にてプレビューが行なわれる。両社は,Thomson社のDVD-RAM形式対応のサポートで協調する。

 両社は,Thomson社が提案するコンテンツ保護の仕様SmartRightについても協調する。同仕様は,既存のコンテンツ保護技術を補完するもの。スクランブル技術を利用してデジタル・コンテンツを保護する。家庭内ネットワークではコンテンツはスクランブル化して転送する。欧州の標準化団体「DVB(Digital Video Broadcasting)」など複数の団体に提出されている。

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