米Dellは,同社の「PowerConnect」スイッチ・ファミリを管理するためのソフトウエア「OpenManage Network Manager」を米国時間9月2日,発表した。同日より,米国の顧客に無償で提供する。

 OpenManage Network Managerは,PowerConnectの「Managed Fast Ethernet」または「Managed Gigabit Ethernet」スイッチを10台以上導入している企業に向ける。顧客は,複数のスイッチを対象にしたファームウエアのアップデートや設定の変更を一元的に実行し,「時間とコストを節約することができる」(Dell社)。また,ネットワーク装置の検出やグループ化,ネットワーク性能の監視,トラブル診断,バックアップの予定組みなども行える。

 「企業がネットワーク製品を購入する場合,管理のしやすさと優れたサービスが判断材料となる。当社は顧客のTCO削減を支援するために,迅速なサービスと長期の技術サポートを提供してきた。今回,強力なネットワーク管理ツールを無償で当社のスイッチ製品に組み合わせる」(Dell社ネットワーキング事業部門ディレクタのSam Burd氏)

 OpenManage Network Managerは,「OpenManage」シリーズの新製品。OpenManageは,サーバー,ストレージ,ワークステーション,デスクトップ・パソコンやノート・パソコン向けのシステム管理ツールとサービスからなる。なおDell社によると,2003会計年度(2002年2月~2003年1月)に,5万社以上がPowerConnectスイッチを導入したという。

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