米AT&Tは,企業向けのVoice-over-IP(VoIP)サービスを米国時間9月23日に発表した。2004年より,同社のVPNサービス「Managed Network Virtual Private Network」のオプションとして提供を開始する。

 米国のグローバル企業や政府機関をターゲットとし,当初は米国内のVoIP通話を提供する。2004年を通じて,40カ国に対象を広げる計画である。

 今回発表したVoIPサービスでは,同社のMulti-Protocol Label Switching(MPLS)ベースのネットワークを利用する。主な特徴は以下の通り。

・VoIPの世界標準と,ITUが定めたサービス・レベル契約(SLA)をベースにする。

・動的なリアルタイムのバンド幅割り当て機能と,音声とデータの優先度を判断する機能を備える。

・音声サービスとデータ・サービスを1つの請求書にまとめる。

 またAT&T社IP Network Services製品管理および開発担当ディレクタのPeggy Sexton氏は,消費者向けVoIPサービスの提供も検討中であることを示唆した。

 米Yankee Groupの副社長であるZeus Kerravala氏によれば,VoIPの導入は2002年に10%増加したという。

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