米Macromediaは,WWWブラウザに依存しない新しいFlash用アドオン「Macromedia Central」のベータ版リリースを米国時間9月25日に発表した。同製品は,データのオフライン保存によって,ユーザーがインターネットに継続的に接続していなくても情報を利用できるようにする手段を提供する。同ベータ版は,米Intelが同日開催するプロモーションイベント「One Unwired Day」にてデモが実施される。

 同社は,Centralを通じてFlash開発者がWWWブラウザに依存しないアプリケーションを開発できるようにすることでFlash市場の拡大を狙う。Centralは同社の無償ソフトFlash Player上で実行できるFlashベースのサービスを利用するための統合型インタフェースを提供する。

 ユーザーは,Centralによりインターネット上にあるもっとも興味がある情報を直接獲得できるようになる。典型的なサービスは,接続できる時にインターネットから情報を引き出してPCに保存しておき,後にオフラインでもこの情報を取得できるようにするものが考えられる。

 同日リリースされたベータ版には,2つのベータ・アプリケーション「Movie Finder」,「AccuWeather」が収録される。最初のベータ・プログラムを今夏開始して以来,およそ1000名の開発者がアプリケーション開発コミュニティに参加している。

 Movie Finderは,大手メディア・サービスのTribune Media Services,Fandango,Rotten Tomatoes,Netflix. AccuWeatherからの情報をまとめて,映画の評価,上映時間,チケット購入,DVDレンタル・サービスなどを組み合わせて提供する。気象サービスAccuWeatherでは,5日間の天気予報,警報などをCentralに表示する。

 Centralのベータ版は,同社WWWサイトから入手可能。Windows版とMac OS X版が用意される。次のアップデート・バージョンは,アプリケーションを追加して年内にリリースされる予定。

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