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 OpenOffice.orgは,オープンソースのオフィス・スイート「OpenOffice.org 1.1」最終版のリリースを米国時間10月1日に発表した。 OpenOffice.orgのWebサイトから無償でダウンロードできる。

 新版では,ライバルであるMicrosoft社のOffice製品との互換性を改善するとともに,新しいPDFファイルへのドキュメント変換機能などを追加している。文書のロード時間を大幅に高速化するととともに,ユーザー・インタフェースを修正して目的のツールを容易に見つけられるようにした。またXMLサポートも改善している。

 同製品は,米Sun Microsystems社の「StarOffice 7.0」と大半のソースコードを共有する。StarOfficeの購入者には,同社からサポート,トレーニング,データベース・アクセスが提供される。

 OpenOffice.orgは,前年初旬にリリースして以来,ダウンロードされた回数が2000万回を越える。OpenOffice.org 1.1は,ワープロ・ソフト,表計算ソフト,プレゼンテーション・ソフトなどを利用できる。対象OSは,Windows,Linux,Solaris。英語,独語,仏語,伊語,スペイン語,中国語,韓国語,日本語に対応する。

 一方,ライバルのMicrosoft社は,数週間以内にOffice次期バージョン「Office 2003」のリリースを予定している。同製品では,XMLをベースとした新機能を強調している。

 「XMLに関しては,われわれの方が数年先行している。OpenOffice.orgにとってXMLはネイティブでデフォルトのファイル形式である。しかもオープンソース陣営はインテグレーションでも非常に競争力がある」(OpenOffice.orgマーケティングのSam Hiser氏)

 同氏によれば,同製品は翌年1度か2度の小さな改訂を経て,バージョン2.0の最終版が作成されるという。

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