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 米EarthLinkが米国時間10月8日に,スパイウエア検出/検疫ソフトウエア「Spyware Blocker」を発表した。同ソフトウエアは,「1500種類以上のスパイウエアからパソコンを保護できる」(EarthLink社)という。

 スパイウエアとは,ユーザーの知らないあいだにパソコンに入り込み,キー入力や操作などを記録して,ネットワーク経由でこうした情報を密かに外部へ送信するソフトウエア。スパイウエアを放置しておくと,パスワードや個人情報など重要なデータが他者に漏れてしまう。さらに,ほかのシステムを攻撃する際の踏み台にされる危険性も高い。

 同社が引用した専門家のコメントによると,「インターネットに接続しているパソコンのうち,およそ90%がスパイウエアに侵されている」という。一般的にスパイウエアは,フリーウエアやシェアウエアに紛れ込んでいたり,電子メールやインスタント・メッセージを経由したりしてパソコンに侵入する。何者かがパソコンにアクセスして仕込むこともある。

 スパイウエアについて,EarthLink社ナローバンド・マーケティング担当副社長のRob Kaiser氏は「重大な脅威どころか,自分のパソコンが侵入されていることにすら気付いていない人が多い」と指摘する。「Spyware Blockerは,通常アンチ・ウイルス/ファイアウオール・ソフトウエアでは対処できないスパイウエアを検出/隔離できる」(同氏)

 同社は,インターネット・ソフトウエア「TotalAccess 2004」にSpyware Blockerを同梱して無償提供する。また同社の会員は,WWWサイトからダウンロードできる。

 なお同社はSpyware Blockerの提供を,米Webroot Softwareからライセンス共有を受けて行っている。

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[発表資料(EarthLink社)]
[発表資料(Webroot社)]