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 米Intelは,2003年第3四半期の決算を米国時間10月14日に発表した。純利益,売上高,1株あたりの利益のすべてで事前予測を達成した。

 同期の売上高は,前期から15%増の78億ドルとなった。前年同期の65億ドルからは20%増加した。純利益は,前期から85%増収の17億ドル。前年同期からは,142%の成長となった。1株あたりの利益は25セントで前期から79%高,前年同期の10セントから150%高となった。

 同社は,69億~75億ドルとしていた売上高予測を,8月に73億~78億ドルに引き上げていた。9月には,売上高の見通しを76億~78億ドルとして,予測の下限を引き上げていた。

 「同期は,グローバルなコンピューティング関連事業に導かれて良好な業績を収めることができ,マイクロプロセサとチップセットの出荷数は過去最高だった。沈滞期における積極的な投資が効を奏して前年同期から売上高が2桁成長を遂げ,利益も2倍に成長した」(Intel社CEOのCraig R. Barrett氏)

 同期は,Intel Architectureマイクロプロセサ,チップセット,マザーボードの出荷数が過去最高を記録した。マイクロプロセッサの平均販売価格は多少高くなった。値上げにともなって第2四半期に出荷数が下降したフラッシュ・メモリーの出荷数も,同期にはわずかに増加した。Ethernet製品の出荷数も伸びた。

 同社は,動作周波数3.2GHzの「Pentium 4 processor Extreme Edition」,2.7-GHz版の「Celeron」も発表した。企業向けには「Itanium 2」を発表している。

 同社は今後の予測についても明らかにした。主な内容は以下の通り。

・第4四半期の売上高は81億ドル~87億ドルの範囲
・第4四半期の粗利率は60%(プラス/マイナス2ポイント)
・第4四半期の費用(研究開発費とマーケティングおよび一般管理費)は22億ドル~23億ドルの範囲
・2003年通期の研究開発費は約43億ドル
・2003年通期の設備投資費用は36億ドル~37億ドルの範囲
・第4四半期における株式投資/利息などによる損益は,ゼロから3500万ドルの損失

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