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 ソニーとスウェーデンのEricsson社は,両社の合弁会社Sony Ericsson Mobile Communicationsの2003年第3四半期における業績を,現地時間10月15日に発表した。売上高は13億500万ユーロ(約15億1600万ドル)で,前年同期比50%増収。純利益は6200万ユーロ(約7200万ドル)で,前年同期の純損失9300万ユーロ(約1億800万ドル)および前期の純損失8800万ユーロ(約1億200万ドル)から黒字転換を果たした。

 当期の製品出荷台数は710万台で,前年同期と比べて42%増加した。カメラ付き携帯電話の需要が高まった結果,GSM式携帯電話の出荷台数が同73%増加し,日本向け携帯電話は同130%増と飛躍的に伸びた。

2002年Q32003年Q22003年Q3
製品出荷台数(100万台)5.06.77.1
売上高(100万ユーロ)86911251305
税引き前利益(100万ユーロ)-116-10239
純利益(100万ユーロ)-93-8862

 「第3四半期の業績改善は,日本市場におけるPDC式携帯電話や,GSM市場向け『T610』シリーズの需要増が大きな要因となった。当期は新たなGMS式携帯電話『Z600』『Z200』『T230』などを発表したが,いずれも好評だ」(Sony Ericsson社社長の井原勝美氏)

 また,Sony Ericsson社は今後の見通しについても明らかにした。日本市場やGSM式携帯電話で引き続き堅調な売り上げが見込めるものの,利益率の低い機種が増えていることから,「第4四半期で当期同様の業績を達成することは難しい。しかし2003年後半としては黒字が期待できる」(同社)という。

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