米Silicon Laboratories(Silicon Labs)と米PCTELは,両社間で交わされていた既存のライセンス契約を修正し,主要パテントの権利をSilicon Labs社に移管することで合意した。両社が米国時間10月17日に明らかにしたもの。これによりPCTEL社は,米国特許および出願中の特許17件と,対応する国外特許26件の権利をSilicon Labs社に移管する。同時に,PCTEL社が以前ライセンス供与したソフトウエアと特許についての適用範囲についても明確化を行った。

 両社の合意について,Silicon Labs社社長兼COOのDan Artusi氏は「当社の技術的地位をさらに強化できる機会」と説明する。

 またPCTEL社会長兼CEOのMarty Singer氏は,「旧来のパートナであるSilicon Labs社と,お互いにメリットのある合意を結ぶことができて喜ばしい」と述べる。「この新たな合意により,当社の技術利用を明確化し,当社の保有する特許群から利益を得られる」(同氏)

 ただし両社は,移管する特許などについて,特許番号など詳しい内容を明らかにしていない。

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