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 米Cisco Systemsと米IBMは,SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)ソリューションの開発で提携することを米国時間10月22日に発表した。両社は,IBM社のソフトを利用して大量のデータを管理/保存できるスイッチを提供する。同製品は,大量のデータ管理/保存に関するコスト,複雑さを軽減してストレージ・リソース利用を改善するオプションとなる。

 同ソリューションは,IBM社「TotalStorage SAN Volume Controller」を大規模SAN用スイッチ「MDS 9000」ファミリのマルチレイヤ・ディレクタ/ファブリック・スイッチと統合するもの。TotalStorage SAN Volume Controllerは,SAN環境におけるボリューム管理を一元化するストレージ仮想化製品。大量データの管理,データの複製,スナップショットの複製を直接ネットワークから実行できるようになり,中央から複数のストレージ・サブシステムを管理できるようになる。

 同製品により,IT管理者は複数の分散型ストレージ・サブシステムを論理的プールとしてまとめて仮想化することができる。SANスイッチから動的にストレージを管理することにより,ユーザーは変更を加えるときにサーバーやストレージ・サブシステムをネットワークから取り外す必要がなくなる。

 この機能は,ストレージ・インフラの変更に伴うダウンタイムの短縮と管理タスクの軽減を狙っている。異種ストレージを一元的に管理できるため,顧客はアプリケーションとビジネス要件に合わせて低価格なストレージを利用できるようになる。

 「IBM社のインテリジェント・ストレージ仮想化技術をCisco社のMDS 9000スイッチに統合することにより,ストレージ・ネットワークの複雑さと管理を軽減させるオプションが提供される」(IBM社ストレージ・ソフト・マーケティング副社長のJens Tiedemann氏)

 IBM SAN Volume Controller for Cisco MDS 9000は,IBM社と同社パートナを通じて12月5日からリリースされる予定。

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