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 米Microsoftは米国時間10月23日に,2004会計年度第1四半期(2003年7~9月期)の決算を発表した。売上高は82億2000万ドルで,前年同期の77億5000万ドルと比べて6%増加。純利益は26億1000万ドル(希薄化後の1株当たり利益は24セント)で,前年同期の20億4000万ドル(同19セント)と比べて増益となった。

 当期は約6億8000万ドルの株式報酬経費(税引き後)を計上した。営業利益は31億5000万ドルで,前年同期の30億3000万ドルから増加した。

 ちなみに同社は2003年会計年度第4四半期(2003年4~6月期)の決算報告時に,当期の売上高を79億~81億ドルの範囲,希薄化後の1株当たり利益を約23セントと予測していた。

 「当期は,停滞していた企業のIT支出が回復の兆しをみせた。当社のすべての消費者向け事業が好調で,総売上高が予測を上まわった」(Microsoft社CFOのJohn Connors氏)

 事業別でみた場合,Client事業の売上高が28億1000万ドル。新学期に向けた準備でパソコンへの需要が高まった。MSN事業の売上高は4億9000万ドルで,広告収入が前年同期比50%以上増加した。Home and Entertainment事業の売上高は同20%成長し,5億8000万ドル。Server and Tools事業は,同15%増の18億7000万ドルに達した。

 また同社は,今後の業績予測についても明らかにした。主な見通しは以下の通り。

・2004会計年度第2四半期(2003年10~12月期)の売上高は97億~98億ドル,希薄化後の1株当たり利益は23~24セントの範囲。営業利益は32億~33億ドルで,株式報酬経費は約10億ドル。

・2004会計年度通期(2003年7月~2004年6月)の売上高は348億~353億ドル,希薄化後の1株当たり利益は86~88セント。営業利益は114億~117億ドルの範囲で,株式報酬経費は約40億ドル。

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