PR

 米VeriSignは米国時間10月23日に,2003年第3四半期の決算を発表した。売上高は2億6800万ドルで,前期の2億6500万ドルと比べてほぼ横ばい。会計原則(GAAP)ベースの純損失は3100万ドルで,前期の1億4300万ドルから大幅に赤字を縮小した。なお当期の数字には,営業権の償却費用や買収経費7800万ドルが含まれる。

 営業権の償却費用や買収経費を除いた,当期のプロフォルマ・ベースの税引き前純利益は4800万ドル(希薄化後の1株当たり利益は20セント)だった。

 VeriSign社CFOのDana Evan氏は,「一部の事業で小幅な改善がみられ,売上高などが予測をわずかに上まわった」と説明した。

 VeriSign社会長兼CEOのStratton Sclavos氏は,「レジストラ業務を手がけるNetwork Solutions事業の売却を完了し,長期的な成長に向けた準備を整える。世界中の企業やキャリアに重要なインフラ・サービスを提供する」と述べた。

 セキュリティ,決済,デジタル・ブランド管理,NDSサービスを含むInternet Services Group部門の売上高は1億800万ドルで,総売上高の約40%を占めた。

 Telecommunication Services Groupの売上高は1億500万ドル。総売上高に占める割合は約39%だった。

 Network Solutions部門の売上高は約5500万ドルで,総売上高の21%を占める。第3四半期の新規ドメイン名登録は約43万件で,更新/延長は70万件だった。第3四半期末時点で,同部門は有効なドメイン名820万件を管理している。

◎関連記事
米VeriSignの2003年Q2決算,減収だがGAAPベースの損失を大幅に縮小
米VeriSign,レジストラ業務を手がけるNetwork Solutions事業を約1億ドルで売却
米VeriSignがブラジル企業のクリアリングハウス部門を買収,「中南米市場で足場を築く」
米VeriSign,議論のナビゲーション・サービス「Site Finder」を停止
猛反発を食らった米VeriSignの「Site Finder」
「.org」ドメインの管理業務を米ベリサインから国際団体のISOCに移管
ドメイン名の総元締めICANN,「巨大な権限」と「閉鎖性」に非難の声
「ネット利用の拡大に伴い,セキュリティ攻撃やオンライン詐欺が増加」,米VeriSignの調査
「企業間のセキュリティに対する意識は高いが,実際の対策は不十分」,米A&Tの調査

[発表資料へ]