米EMCは,カナダのNortel Networksの協力を得て企業向けストレージ・ソリューション「Business Continuity over Optical Networks」を提供する。EMC社が,フロリダで開催中の「3 Storage Networking World Fall 2003」で10月28日に明らかにしたもの。「企業がMAN(Metropolitan Area Network)やWAN(Wide Area Network)といった光ネットワークを使って,より簡単かつ効率的にデータのミラーリングを行えるように支援する」(EMC社)

 EMC社のネットワーク・ストレージ・システム「Symmetrix」と「CLARiiON」,およびリモート・ミラーリング・ソフト「SRDF(Symmetrix Remote Data Facility)」「SRDF/A(SRDF/Asynchronous)」「MirrorView」を,DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)技術を採用した,Nortel社の光ネットワーク・マルチサービス・プラットフォーム「OPTera Metro 5000」と組み合わせる。これにより,「企業はデータを保護するうえで最適な機能を手頃な価格で入手できるほか,障害発生時におけるデータの復旧時間を大幅に短縮できる」(両社)という。

 EMC社Business Continuity部門担当副社長のGregg Therkalsen氏は,「企業はミラーリングを同期/非同期のいずれで行う場合も,自社のニーズに最適なストレージ・システムとミラーリング・ソフトを選択できる」と説明する。

 なお,EMC社とNortel社は今後,SONET/SDHを介したストレージでも同ソリューションを利用できるようにする計画。

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