米i2 Telecomが米国時間10月28日に,小規模企業向けのVoIPゲートウエイ「E-VoIP 4000」を発表した。i2 Telecom社のネットワークに接続することでVoIPソリューションの利用が可能となり,「長距離通話のコストを大幅に削減できる」(同社)。

 E-VoIP 4000はラックに格納可能な装置で,4チャンネルのVoIPに対応している。業務用電話システムと組み合わせ,離れたオフィスのあいだでIP経由の音声通話を4チャンネル同時に使えるようにする。

 i2 Telecom社マーケティング担当上級副社長のRick Scherle氏は,「何年ものあいだ,インターネット上の電話はおもちゃ扱いされていたが,遊びは終わりだ」と述べる。「E-VoIP 4000を導入すると,すぐに投資の元を取ることができ,その先ずっと通信コストを低く抑えられる。複数の場所にオフィスを構えている組織の場合,従量制だったオフィス間の通話をすべて廃止できるメリットがある。さらに,音質は電話会社よりも優れている」(同氏)

 そのほかのE-VoIP 4000の主な特徴は以下の通り。

・電話会社の回線の利用も可能で,市内通話または(警察や消防などの)緊急電話用の通常電話回線とVoIPとを切り替えられる。

・VoIP機器同士の通話は無料で行える。

・同社の1チャンネルVoIP装置「InternetTalker」と互換性がある。

・装置追加による拡張が可能。

 E-VoIP 4000は,同社の付加価値再販業者を通じ同日より利用可能とする。希望小売価格は1495ドル。

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