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 米Walt Disneyは,9月30日締めの2003会計年度の第4四半期と通年の決算報告を米国時間11月20日に発表した。第4四半期の1株あたりの利益(ESP)は,前年同期の9セントの2.2倍の20セントだった。通年のESPは,前年の60セントに対して65セントだった。

 同期の業績は,Studio Entertainment部門,Media Networks部門,Consumer Products部門の増収によって改善され,Parks and Resorts部門の減収を補った。通年でみると,Studio Entertainment部門とMedia Networks部門が大きく成長している。

 事業部門ごとにみると,Studio Entertainment部門は,国内外の劇場向け映画の配給,テレビ番組の配給,国内向けホーム・ビデオの売り上げ増加が好影響を与えた。通年で前年から10%増の74億ドルの売上高を記録している。営業利益は,前年の2億7300万ドルから2倍以上の6億2000万ドルに増加している。第4四半期だけでも22億ドルの売り上げを記録しており,営業利益も前年同期の7500万ドルから2億500万ドルに大幅に伸ばしている。

 Media Networks部門では,前年から12%増の売上高109億ドルを計上した。営業利益は23%アップの12億ドルだった。第4四半期でみると,売上高が8%増の26億ドルで営業利益は,前年同期の1億4700万ドルのおよそ2倍にあたる2億9800万ドルだった。

 Parks and Resortsの部門では,売上高が通年で1%減の64億ドルだった。営業利益は18%減の9億5700万ドルとなった。第4四半期だけでも,売上高が1%減少して16億ドル,営業利益は4%減の2億2500万ドルだった。これは,ホテル客の減少,Walt Disney World Resortのコストの上昇などが主な原因だという。

 「同期の良好な業績は,Studio Entertainment部門とMedia Networks部門がけん引したもの。困難な年に全体の業績を改善できたことは,これからの成長の基盤となる。2004会計年度の成長も確信している」(同社会長兼CEOのMichael Eisner氏)

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