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 米Sun Microsystemsがドイツで現地時間12月3日に,同社初のx86アーキテクチャ・ベースのブレード・サーバー「Sun Fire B100x」を発表した。米AMDの「Mobile Athlon XP 1800+」(動作周波数1.53GHz)を1つ備え,1Gバイトまたは2GバイトのDDRメモリーを搭載できる。対応OSは「Solaris 9 Operating System(x86 Platform Edition)」と,米Red Hatの「Red Hat Enterprise Linux AS 3.0」およびドイツSUSE LINUXの「SUSE LINUX Enterprise Server 8.0」。米国における定価は1795ドルからとし,同日より利用可能とする。

 B100xについて,Sun社は「容易に導入できる安価なシステムであり,最小構成時の価格は,Microsoft Windows 2003対応サーバーの13分の1」と説明する。「しかも,セキュリティと信頼性にまったく妥協のない,業界随一のUNIX OSを採用している」(同社)

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,Sun社はAMD社の64ビット・プロセサ「Opteron」を搭載し,メモリー量を増やしたシステムを2004年の早い時期にリリースする計画を進めているという。さらに,Opteron対応版Solarisを2004年7月1日に,Opteronベースのワークステーションを2004年中に提供するとしている。

 また別の米メディアの報道(InfoWorld)によると,Sun社グローバル情報システム担当副社長のLarry Singer氏が「Opteronベースの8ウエイ・システムの開発作業も進めている」と語ったという。

 さらにSun社は同日,B100xを発表したSunNetwork 2003 Conference and Pavilionの会場で以下の製品についても明らかにした。

・「Sun Fire B10p SSL Proxy」ブレード・サーバー:
 ブレード・サーバー「Sun Fire B10n Content Load Balancing」と組み合わせると,低コストでサーバー・リソースの利用効率を向上させ,WWW応答性の速度と信頼性を高められるという。またSSL暗号化/復号化サービスの運用も可能となる。米国における価格は1万3800ドル。同日より利用可能とする

・「Netra 240」サーバー:
 64ビット・プロセサ,UltraSPARC IIIiを2個搭載するNEBS Lebel 3対応サーバー。2Uラックに格納可能。米国における価格は6995ドルから。「米Hewlett-Packardおよび米IBMの同等クラスのIntelベースNEBS Level 3対応システムに比べ,最大15%安い」(Sun社)

・「Netra CT820」サーバー:
 NEBS Level 3対応ブレード・システム。PICMG 2.16標準CompactPCI Packet Switched Backplane(CPSB)システムで,対応OSはSolaris。21スロットCPSBきょう体,CP2300 UltraSPARC IIiを1つ,デュアルDMCアラーム・カード,デュアル・ギガビットEthernetアップリンク付き100BaseT Ethernetスイッチという構成時の米国における価格は,3万2995ドル。2004年1月に提供を開始する

・Netraラック・システム:
 UltraSPARC IIIiプロセサとPICMG 2.16標準対応のNetraブレード・サーバー用ラック

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