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 米Wyse Technologyは,半導体メーカー米Transmetaと製品開発で提携する計画を12月3日に発表した。両社は,Transmetaのチップを利用した企業向けシン・クライアント・デスクトップを共同で開発する。Wyse社は,その他の非PCデバイスでもTransmetaのチップを利用する可能性があるとしているが,具体的な製品,発売時期に関しては明らかにしていない。

 処理能力とデータ保存機能をすべて内部に備える一般的なデスクトップPCと異なり,シン・クライアントは,データ入力の端末を提供するだけで,データの保存とアプリケーションの実行は中央のサーバーで行う。スタンドアロンのデスクトップの方が企業で人気があるが,中央で管理できるという点でシン・クライアントを好む企業もある。

 「情報へのアクセス手段として,パーソナル・コンピュータがデスクトップ唯一の選択肢である時代は終った。企業のニーズによって,シン・クライアント,PDA,スマートフォン,ブレードPCなどが最適なデバイスとなり得る。現在,CIOやCTOは,情報が格納される場所は重要ではなく,コスト効率が良い情報へのアクセス提供がより重要であることを理解している」(Wyse Technology社ワールドワイド・マーケティング副社長のGeorge Skaff氏)

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