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 米QUALCOMMと米AOL Time Warner傘下のAmerica Online(AOL)は,携帯電話向けのコンテンツおよびアプリケーション配信で提携することを,米国時間12月9日に発表した。

 AOL社は,QUALCOMM社の携帯電話用アプリケーション・プラットフォーム「Binary Runtime Environment for Wireless(BREW)」を通じて,「AOL Instant Messenger(AIM)」「AOL Mail」「ICQ」「MapQuest」を携帯電話ユーザーに提供する。その他,「Matrix」ゲームなどのコンテンツも配信する。

 「消費者は,携帯電話でAOLサービスを利用できることを熱望している。QUALCOMM社との提携により,数百万人のユーザーが時間と場所を問わず,AOL社のコンテンツとアプリケーションを利用できるようになる」(AOL社モバイル部門バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャのBill Schwebel氏)

 「BREWシステムにとって,今回の提携は非常に重要なものだ。AOL社は世界中に魅力的なコンテンツ・サービスを提供しており,BREWシステムが次のステップに進むための足がかりとなる」(QUALCOMM社マーケティングおよび製品開発部門シニア・バイス・プレジデントのGina Lombardi氏)

 米メディア(CNET.com)の報道によると,BREWはアジア/太平洋地域では普及が進んでいるものの,米国での浸透度は今ひとつとなっている。両社は今回の提携で,米国におけるワイヤレス・アプリケーション需要の増加の波に乗りたい考えだ。

 QUALCOMM社によれば,現在,21社のメーカーが100種類のBREW対応モバイル装置を販売している。多数の通信業者がBREWを介した無線データ配信を行っており,米国では米Verizon Wireless,米ALLTEL,米MetroPCS,米Midwest Wireless,米U.S. Cellularなどがサービスを実施している。AOL社のAIMは,これら大手通信業者の大半で利用可能という。

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