米Transmetaは,「Ultra-Personal Computer(UPC)」と呼ぶ分野のパソコンについて,開発/販売を手がける企業を支援すると,米国時間1月8日に発表した。Transmeta社の取り組みに対し,複数のUPCメーカー,部品開発業者,ソフトウエア・ベンダーが協力を表明している。

 同社はUPCを,「デスクトップ・パソコン並みの性能を備え,ノート・パソコンの機能を持ち,Microsoft Windows XPが完全に動作する,PDA程度の大きさのパソコン」と定義する。同社によると,「デスクトップ/ノート・パソコンで使っているすべてのアプリケーションを動かせる,単一コンパクトな機器を求める消費者/企業ユーザーが増えている」という。「UPCは,こうしたユーザーの期待に応えられる」(同社)

 UPCは大容量ストレージを持つので,大きな文書やコンテンツ,電子メールおよび添付ファイル,マルチメディア・ファイルを保存し,いつでもどこでも作業することができる。さらに全データを1種類のOSにまとめられるので,複数の機器間でデータを同期する手間が少なくなるという。

 「UPCという分野の製品が実現可能になったのは,高性能でありながら消費電力が少なく発熱の小さい,当社の『Efficeon』および『Crusoe』製品系列プロセサのおかげ」(同社)

 同社と戦略的提携を結び,Efficeon/Crusoe対応を表明している企業は以下の通り。

【UPC開発企業】
米Antelope Technologies,米OQO,米Vulcan Ventures

【部品メーカー】
米Cornice,米Silicon Motion,米Think Outside,台湾ALi

【ソフトウエア・ベンダー】
米iMagic Software,米Pen&Internet,米Pumatech

◎関連記事
米Transmeta,Crusoe搭載の組み込み型システム向け開発キットをリリース
米Transmeta,新型プロセサ「TM5700」「TM5900」を発表,1GHzでサイズは従来品の半分
米Transmeta,新型プロセサ製品系列「Efficeon TM8000」を発表
米Wyse Technology,PCに代わるデスクトップ・プラットフォームの開発で米Transmetaと提携
【WinHEC 2002】米OQO,重さ250gのWindows XPパソコンを開発。2002年内に製品化へ
米プーマテックと日立,日本企業向けモバイル・ソリューションで提携
「2003年Q3の世界PC出荷台数は15.7%増の3840万台,ノートPCがけん引」,米IDC
「2003年Q3の世界パソコン出荷台数は前年同期比14.1%増,ノートPCがけん引」,米Gartnerの調査

[発表資料へ]