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 米Apple Computerは米国時間1月14日,2004会計年度第1四半期(2003年10~12月期)の決算を発表した。売上高は過去4年間で最高の20億600万ドル。前年同期と比べ36%増加した。純利益は6300万ドル(希薄化後の1株当たり利益は17セント)で,前年同期の純損失800万ドル(希薄化後の1株当たり損失は2セント)から黒字転換を果たした。

 当期の粗利率は26.7%で,前年同期の27.6%から低下した。海外における販売が,総売上高の44%を占めた。

 また当期は,株式投資から得た300万ドルの課税後利益を計上し,希薄化後の1株当たり利益を1セント押し上げるかたちとなった。

 Apple社が当期に出荷した「Macintosh」は前年同期比12%増の82万9000台。また「iPod」の出荷台数が大幅に伸び,前年同期比235%増の73万3000台となった。

 Apple社CEOのSteve Jobs氏は,「売上高とMacintoshの出荷台数が2ケタ成長を遂げ,iPodが目覚ましい勢いで普及するなど,当社にとって素晴らしい四半期となった」と述べた。また,「2004年も好調なスタートを切っている。現在,『Mac OS X』はMacintoshの40%にインストールされており,『iTunes Music Store』は合法的な音楽ダウンロード市場で70%のシェアを占めている」と付け加えた。

 Apple社CFOのFred Anderson氏は,「売上高と利益が目標を上回ったことに,たいへん満足している。また,継続的に資産管理に力を入れたことで,2億2500万ドルのキャッシュ・フローを生みだし,約48億ドルの現金残高を確保できた」と述べた。また同氏は,2004会計年度第2四半期(2004年1~3月期)の見通しについて,「売上高と利益の成長率が3期連続で2ケタになると期待している。売上高は約18億ドル,希薄化後の1株当たり利益は8~10セントになる見通しだ」と予測した。

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