PR

 スウェーデンのMySQLは米国時間1月21日に,データベース・サーバー「MySQL」に向けたオープンソースの管理/監視ツール「MySQL Administrator」を発表した。

 MySQL Administratorはバックアップ,復旧,履歴管理など,データベースの管理と保守をシームレスかつ直感的に行えるように,GUIを備えているのが特徴。また,サーバーの構築,ユーザーの管理,データベースの保守といった主要なタスクの簡素化と効率化を図ったという。

 MySQL AdministratorはWindowsとLinuxに対応する。2004年第2四半期より,MySQL社のWebサイトからダウンロード可能となる。オープンソースのライセンスと,ソフトウエア・ベンダーや企業などを対象とした商用ライセンスの,“デュアル・ライセンス”モデルで提供する。

 またMySQL社は同日,Javaベースのアプリケーション・サーバーを手掛ける米JBoss Groupと技術提携を結んだことを発表した。MySQL社のデータベース・サーバーと,JBoss社のアプリケーション・サーバー「JBoss」を連携させ,オープンソース技術を利用したWebベース・アプリケーションの開発と導入を簡易化する。また,マーケティングとサービス提供に関しても協力体制を敷く。

 提携によりJBoss社は,同社のJ2EEアプリケーション・サーバーをMySQLや「MaxDB by MySQL」など,MySQL社のデータベース・サーバー製品向けに最適化し,容易にインストールできるようにする。

 JBoss社創設者兼社長のMarc Fleury氏は,「当社とMySQL社はオープンソース分野の先駆者として,厳しいビジネス・ニーズに応えるオープンソース製品の提供に努めている。2社の製品を緊密に結びつけることで,企業はオープンソース製品をより安心して利用できるようになる」と説明した。

◎関連記事
スウェーデンのMySQL,オープンソース・データベースの新版「MySQL 5.0」を発表
スウェーデンMySQLと独SAP,企業向けオープン・ソースDB開発で提携
スウェーデンのMySQL,オープンソース・データベースにItanium 2搭載HP-UX環境のサポートを追加
「MySQLの利用が過去6カ月で30%以上増加」,米Evans Dataがデータベース開発の調査結果を発表
2002年のRDBMS世界市場は前年比6.9%減少,米IBMが首位,Unix/Linux分野では米Oracleがリード
米JBoss,Javaアプリ・サーバー「JBoss」を扱うベンダー向けの支援策を発表 
オープンソース・ソフトによるシステム開発を拒む障壁
オープンソースは次代の“反骨精神”を育てられるか

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]